OpenSea(オープンシー)の特徴や利用方法
暗号資産(仮想通貨)自体やその仕組みを使って作られたサービス・コンテンツは、様々なメリットがあることから現在増え続けています。
しかしながら、あまりにも多すぎることから、自分が使いたい、試してみたいと思うようなものを見つけることは容易ではありません。
けれども、嬉しいことにそれらを分類しまとめてくれているような便利なサービスもインターネット上にはあるのです。
ここでは、暗号資産(仮想通貨)を用いて作られたコンテンツを集めたデジタル市場、OpenSea(オープンシー)について、その概要や特徴、利用方法などを見ていきたいと思います。
目次
OpenSea(オープンシー)の概要
OpenSea(オープンシー)は、暗号資産(仮想通貨)イーサリアムのブロックチェーン上で作られた、あらゆるデジタル商品が集まる市場です。
様々な商品がありますが最も分かりやすく一般的なのはイーサリアムによって作製されたゲームのアイテムなどで、そういったものの他のユーザーとの取引をここでは簡単に行うことが可能となっています。
売りたい・買いたいアイテムの相場や取引量などを調べることもでき、安く手に入れたものを高く売ればイーサリアムを稼ぐことも可能なため、単なるゲームの延長にとどまらない、本格的な市場と言えるでしょう。
OpenSea(オープンシー)の特徴
OpenSea(オープンシー)の特徴は、やはり暗号資産(仮想通貨)によるサービスのアイテムをトレードできるという点にあります。本や家電、自転車に車など現在インターネット上ではあらゆるものの売り買いをすることができますが、暗号資産(仮想通貨)に関する商品の取引は、その歴史の浅さもありこれまでは行うことなどできませんでした。
さらに言えば、ゲーム内でもそういったアイテムの取引は可能であるため、無理にそういったサービスが必要ともされていなかったのです。
そんな中で生まれたOpenSea(オープンシー)ですが、実際に使われることでその利便性が明らかとなり、沢山の利用者を獲得することになりました。
一つのゲームではなく、イーサリアムを使って作られたほとんどの有名ゲームに対応していること、それらの値段を比較することができること、操作自体がとても手軽であること、ゲームアイテム以外についても取引ができること、ゲームを楽しむための手段としてだけでなく、イーサリアムへの投資手段としても有用であること、などがその理由です。
イーサリアムを使って作られたゲーム自体が、現在急成長を続けていることもOpenSea(オープンシー)に良い影響を与えています。
キャラクター収集・育成ゲームばかりであった当初と比べ、アクション、シミュレーション、ストラテジー、オンライン対戦、など色々なジャンルのゲームが生まれ始めており、そしてそれらのゲーム内アイテムもやはりOpenSea(オープンシー)で売買ができるようになるでしょう
OpenSea(オープンシー)の将来性は暗号資産(仮想通貨)ゲームの将来性と連動する形で、それを盤石なものにしているのです。
もちろん、OpenSea(オープンシー)の価値はゲームだけにとどまりません。現在はまだ少ないものの、今後イーサリアムによって作られるあらゆるサービスを便利に使うサポートをしてくれるサービスとなる可能性が、OpenSea(オープンシー)には秘められているのです。
人を介さないスピーディーかつ低コストであるスマートコントラクトをはじめ、既にイーサリアムの実用性は高く、今後の更なる発展も期待できることから、OpenSea(オープンシー)の魅力が高まることも間違ありません。
OpenSea(オープンシー)の利用方法
OpenSea(オープンシー)自体の利用には、特にお金がかかることはありません。公式サイトの日本語表記しかないものの、登録に必要なのはメールアドレスとパスワードの設定だけととても手軽になっています。登録が完了すれば、後はずらりと並ぶ商品の中から自分の欲しいアイテムを探したり、逆に売ったりするだけです。
ここで、そのアイテムの売買は暗号資産(仮想通貨)イーサリアムによって行われることになるわけですが、その取引をするための暗号資産(仮想通貨)ウォレットサービス、メタマスクというツールが必要になります。
グーグルクロームなどのブラウザにアドオンとして追加するこのツールは、暗号資産(仮想通貨)によって作られたゲームをプレイする際には必ず必要になるため、OpenSea(オープンシー)を使いたいけれどメタマスクは持っていない、という場合はあまりないかもしれません。
ゲームはプレイせずアイテムの転売を行ってイーサリアムを稼ぎたいと言うような場合ではその導入作業が必要になるかと思われますが、メタマスクは日本語での表記があるため、公式サイトへ行きインストールするだけと、それほど難しい作業をすることもなく簡単に利用することが可能です。
OpenSea(オープンシー)のまとめ
ここまで、OpenSea(オープンシー)の概要や特徴、利用方法などについて書いてきました。
既に様々なゲームのアイテムの売買ができ、今後もその機能がさらに拡大していくと予想される暗号資産(仮想通貨)アイテム市場、OpenSea(オープンシー)。
興味を持った方は、ぜひ一度それを使ってみてはいかがでしょうか。
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対応通貨 | イーサリアム |
対応ウォレット | MetaMask(メタマスク) |
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