徐々に見えてきたイーサリアム2.0

イーサリアムがPoS化されると言われてからかなりの時間が流れました。
徐々にですが色々と情報が出てきております。

実際は今年2020年1月のローチンを予定していたのですが、
多くの技術的困難によって実現が遅れております。

早ければ今年夏にフェーズ0のリリースが期待されております。
あくまでも期待であり、Twitter上の投票でイーサリアムの5周年となる7月30日の立ち上げを希望する声が多かったようです。
5周年の節目と考えると何かしらアクションが合ってもおかしくはないと思っております。

興味がある方は知っておられると思いますが、イーサリアム2.0ネットワークのバリデータ、日本語で書くと承認者になります。
承認者として登録するには32ETHをプラットフォームに預ける必要があります。
日本円と考えると32ETHを買うとなるといいお値段になります。
またここ最近値段変動が激しいのですが、最近の価格だと大体84万円程度必要になります。
しかしながらイーサリアムも一時期かなり値段が落ちたのでその時に買っていれば40万くらいで揃えられたかもしれません。

ステーキングの報酬を算出計算機がリリースされており、それを見ると一年目の年間利回りは14.26%のようです。
ステーク量の計算で前の年の報酬数が取り出されずにステーク量に追加される計算なので注意が必要になります。
特に税金計算では重要になります。
報酬数が4.56くらいになると考えると今の値段で12万程度になることになります。
また税金面から考えるとステークの報酬を得た時の値段になるので、
最近のイーサリアムの価格変動を見る限り税金面においても大幅に変動する可能性が高いと思われます。
さらに総平均法だと思わぬことになってしまう可能性があります。

ステーキングに関してはイーサリアムがPoS化してくると企業としてステーキングサービスを提供するのではないかなと思っております。
バイナンスや日本ではコインチェックなどでこの辺りの動向が気になる所です。

色々とPoSについて書きましたが、イーサリアム2.0の完全な移行は2022年以降になる見込みのようです。
イーサリアム2.0となっていますが、ハードフォークするわけではないのでその辺りは留意するする必要があります。

イーサリアム保有者がビーコンチェーン上に32ETHをデポジットし、
チェーンを承認することによって初めて発行されるようです。
またデポジットされたETHはデポジットコントラクト上でロックされ、
移動させることができなくなるようです。

ここ最近ガス代の方も高騰しており、PoS化することによりイーサリアムのスケーラビリティ問題が解決してくると
イーサリアムがさらに進化し使われていく可能性が増えるのではないかと思っております。