暗号資産(仮想通貨)の話題として現在トップレベルに注目されているのが、
ビットコインの半減期だと思っております。

各種暗号資産(仮想通貨)のニュースを見てもやはりビットコインの半減期を取り上げているのが目につきます。
価格においても半減期は大きな影響を及ぼすのは間違いないと個人的にも思っております。

このビットコインの半減期ですが、
今の予測で、
日本時間で5月12日の09:54:05にビットコインが630000ブロックに到達しマイニング報酬が12.5BTCから6.25BTCになります。
見ての通りブロックの報酬が半減することにより、
マイナーのコストが相対的に上がってしまうことになります。
この点が価格の上昇につながると言われている点になります。

過去を見ると1回目の半減期が210000ブロックで2012年の11月29日。
2回目の半減期が420000ブロックで2016年の7月10日になります。
チャートより月足で価格を見ると、
2012年11月の始値が871円、高値が1035円、安値が863円、終値が1035円でした。
この後翌月も上昇を続け、
2013年の4月には、始値が10127円、高値が22398円、安値が6657円、終値が13558円となりました。
1回目の半減期は半年くらいで大体10倍以上となっております。
見ての通り恐ろしい価格の上昇をみせており、
2018年の暗号資産(仮想通貨)のバブルを彷彿させます。

次の半減期である、
2016年の7月の月足をみると、始値が68572円、高値が71611円、安値が62409円、終値が65688円でした。
当然月足で見ると陰線となっています。
その翌月である8月も陰線。
データとして8月の月足の価格を見てみると、始値が65689円、高値が65763円、安値が49860円、終値が59266円となりました。
かなり下がって戻せずに終わった状態になります。
この後、9月より価格上昇を続けており
2017年1月には、始値が109279円、高値が129743円、安値が84950円、終値が109483円になりました。
やはりこの2回目の半減期でも大きく価格上昇しており、
2倍まではいきませんでしたがそれに近い上昇をしていることになります。
2018年は先ほど書きました暗号資産(仮想通貨)のバブルがやってきます。

過去のチャートのデータを見てみると価格の上昇は見られるのは確かです。
ただ2016年でいえば下落してから上がったようなので、
今回の半減期も2016年のように半減期当月に下がる可能性は十二分にあるのではないかと思っております。

ここ最近の半減期の傾向を考えると半減期前に上昇してから半減期後下落という傾向が見られるので、
傾向を考えても下がる可能性はあるなと思っています。

世界情勢も悪く、経済的にも景気後退や世界恐慌が考えられる状態になってきています。
今回ビットコインの半減期はタイミングが悪いとも言えます。

しかしながら過去のデータを見る限り半減期後数か月は
マイナーなど各種動きをよく見ておく必要があるかと思っております。