ビットコインは今後価格上昇することができるのか?

ビットコインの下落

BCH(ビットコインキャッシュ)の牽引により一時期価格が上昇しましたが、
そのBCH(ビットコインキャッシュ)のの争いにより一気に価格が落ちてきました。
その下落の陰にですが
BCH SVのクレイグ・ライト氏がどうやら大量のビットコインを売った模様です。
クレイグ氏本人がツイッターで呟いていました。
すでに消されていますが探せばSSなどがあったりすると思います。
そこから今回の下落が始まった気がします。
現在売りが売りを呼ぶ状態です。

今年2月、3月あたりで暗号資産(仮想通貨)界隈で騒がれていた、
セリング・クライマックス
通称セリクラが起こっているようです。
セリクラとは、「中長期的な下落相場の最終段階において、取引参加者の大半が弱気一色となって
大量の売り注文をマーケット(市場)に出し、相場が急落するような局面(状況)」
現在の状態に一致すると思います。
かなり長い間ビットコインは弱気相場に入っています。
つい先日、1年間耐えてきたサポートラインを割ってしまいました。
そこから下落の一途を辿っています。

ビットコインをマイニングしている人達も、
現在の価格だと古い機種を使っている人たちはシャットダウン価格です。
大赤字状態です。
マイニングの最新機種でも損益分岐点を超えて赤字になりえる状態になっています。
ビットコインのマイニングはそれほど電気代がかかります。
さらに設備費など考えると赤字が赤字を呼ぶ状態ですね。

セリクラが起こったら一気に反転して上昇する。
上昇相場になると言われています。
今回セリクラが起こったとしてもすぐに上がることはないのではないかなと予測しています。
短期的に上昇することはあっても、本上昇には至らないと思っています。
ポイントとして、来年のG20で暗号資産(仮想通貨)の国際ルールができる模様です。

さらにイギリスでは、「暗号資産(仮想通貨)業界に存在する『グレーゾーン』を無くし、
白黒の境界線を明確にすることが必要であると以下のように述べている。
そして、その概要は今年末までに明らかになる。」
とされています。

各所で規制への動きが活発になってきています。
ビットコインの値段の下落とは裏腹にブロックチェーンそのものは、
国々に認められてきていると思われます。
そして企業のブロックチェーンへの参入も多くなってきました。

やはり世の中に出ていくには規制が必要であると思われます。
マネーロンダリングや税金、投資家保護など、数々の問題も残っており、
これらが改善されていけば価格は自然に上昇していくのではないかなと思います。

ただ、もう一つの未来として、米中の貿易戦争がより激化した場合
新興国の通貨が弱くなっていくので、回避先として暗号資産(仮想通貨)が選ばれ上昇するということもあり得ると思います。

少し時間はかかると思いますが、個人的には暗号資産(仮想通貨)の未来は明るいとみています。