暗号資産(仮想通貨)のメリット・デメリット

暗号資産(仮想通貨)投資のメリット・デメリット

今現在、暗号資産(仮想通貨)に関する評判としては、「今が暗号資産(仮想通貨)の買い時」「暗号資産(仮想通貨)の波に送れるな」といったプラスのもの、「リスクが大きすぎるから危険」「初心者は気をつけた方が良い」といったマイナスのものの両方が聞かれます。

しかしながらどちらも抽象的なものが多く、具体的になぜ買った方が良いのが、逆になぜ気をつけた方がいいのかといったことにはあまり触れられないのです。

そこで、ここでは暗号資産(仮想通貨)のメリットとデメリットについて、より具体的に解説をしていきたいと思います。

暗号資産(仮想通貨)のメリット

暗号資産(仮想通貨)のメリットは、まず第一に一獲千金が狙えるという点があります。暗号資産(仮想通貨)の値動きはとても大きく、一日で二倍、一週間で価値が十倍以上になってしまうような銘柄も珍しくありません。

また、公開直後の値段が一円未満、十銭・一銭などととても小さいため、持っているうちにその価値が数千倍、数万倍にまで膨らんだという事例もいくつも確認できるのです。

そのため、まだ安くこれからの値上がりが期待できる暗号資産(仮想通貨)に投資をすれば、短い時間で大きな利益を得ることができてしまいます。

他の投資ではこれほどのリターンを得ることが不可能であるため、暗号資産(仮想通貨)は現在我々が利用できる投資商材の中では最高のリターンを得られる可能性を持った存在となっているのです。

その敷居の低さも、暗号資産(仮想通貨)のメリットです。

株やFXといったものの投資では、数十年単位の取引の歴史から知識や技術、ツールが重要となり、そのためプロほど勝ちやすくそれらが乏しい一般人は負けやすいと言われています。

一方で暗号資産(仮想通貨)は、ここ十年で急速に発展したという歴史の浅さからそういったものはほとんど不要であり、むしろ知識や技術を必死に集めても想定外の動きをすることが多々あるためほとんど役に立たないのです。

非常に少ない金額からでもその投資を始められるということもあって、暗号資産(仮想通貨)投資は一般人でも勉強などをする必要なく簡単にそれを試し、実際に利益を得ることが可能となっています。

持っているポテンシャルが大きく、今後の更なる発展に機体ができるというポイントも暗号資産(仮想通貨)にはあります。

国際送金や自動契約、アプリのプラットフォームなど、暗号資産(仮想通貨)の投資以外の用途は現在増えつつあり、徐々に実際にそれを採用する会社も生まれています。

暗号資産(仮想通貨)には送金手数料の安さ、送金スピードの早さ、ブロックチェーン技術による安全性、拡張性の高さといったこれまでの通貨には無かった様々な特徴があり、それらを生かすことができればその可能性は限りなく広がるため、まさに将来性は無限大なのです。

暗号資産(仮想通貨)のデメリット

暗号資産(仮想通貨)のデメリットは、まず値動きの大きさからくるリスクの高さがあります。

大きく値上がりをして稼げる可能性があるということは、逆に大きく値下がりをして損をしてしまう可能性もあるということなのです。

過去の記録やツールなどを使ったリスク回避も極めて難しいため、安定性、確実性などを求める投資にはあまり向いていないと言えるでしょう。

唯一、現在の価格が非常に安い銘柄を買い漁り値上がりを待つ場合は、相当な量を買わない限りほとんど元手がかからず、値下がりしてしまった場合の損も極めて小さいものとなりそのリスクを回避することができます。

かわりに、人気の銘柄などは買うことができないため利益を得られるかどうかは運が大きくからんできます。

実用性が今のところそこまで高くないのも、暗号資産(仮想通貨)のデメリットと言えるかもしれません。様々な場所でもてはやされてはいますが、暗号資産(仮想通貨)の社会進出は投資以外の分野ではそれほど進んでいないというのが現状なのです。

暗号資産(仮想通貨)で買い物をできる店はほとんどなく、また技術の低さや機械の対応の遅さもあって決済に時間がかかったりとその売りの利便性の高さもあまり発揮されていません。

暗号資産(仮想通貨)が社会に浸透するには法整備なども含めまだまだ時間がかかり、また広がりを見せたとしてもどこまでのシェアを誇るようになるのかといったことは全くの未知数であるため、あまりにそのポテンシャルを期待しすぎると肩透かしをくらうようなことになってしまうかもしれません。

暗号資産(仮想通貨)のメリット・デメリットまとめ

ここまで暗号資産(仮想通貨)のメリットとデメリットについて、具体的な例を交えながら見てきました。

暗号資産(仮想通貨)は、なによりもこれまでになかった新しいものであるため、様々な部分で予測ができないという極めて未知数な存在です。

そのため、リスク管理などをしつつ正しくそれと付き合えば我々にメリットを与えてくれ、逆に適当に扱った場合大きなデメリットをもたらすという二つの面を持っていると言えます。

正しい付き合い方というものは、投資に使える自由なお金の額や投資スタイル、暗号資産(仮想通貨)の利用したい機能などによって一人一人違いますが、皆さんにはぜひ自分に合った暗号資産(仮想通貨)との上手な付き合い方というものを見つけ、そのメリットを享受していただければと思います。